
樹形のイマイチな長寿冠
ワタアブラムシ退治のためにダニ太郎を使ったのがいけなかったのか、葉っぱがほぼ全て枯れ落ちまして、、、そこから葉が生え変わり始めている状態です。長寿冠以外の葉は無事なので具体的に何がいけなかったのかイマイチわかっておりませんが、まぁ農薬掛けすぎということで良いでしょう。
そんな長寿冠ですが、樹形が良いわけではなく前から取り木の練習にしようと考えていました。太く真っ直ぐな枝が狭い間隔で生えており、且つ左右で交差していたり、と。こちらを素材としてゴールデンウィークを利用して初の取り木にチャレンジしてみました。
取り木準備
取り木方法については、インターネットで検索して様々な方のブログ等を参考にしました。人によってやり方が何種類かあるようでしたが、私は水苔とポットを使う方法でやってみたいと思います。

水苔は長いママだと扱いづらいので、適当にまとまりに対して何回かハサミを入れています。
この黒いポット、1枚だけでいいのですがこの束でホームセンターにて88円、ナイフは工作用のものを買ってきました。
環状剥皮の実施
写真赤線のラインで一周ぐるりとナイフで切り込みを入れた後、下から上(切り込み)に向かってナイフで削っていきます。
茶色の樹皮と緑の形成層?を削ると、その直下の白い部分が柔らかい部分と、芯の硬い部分の2層になっていて、柔らかい部分を削っていきました。(合ってるかわからないですが、皆さんの写真みるとそんな感じ)
ここで、小学校の理科で習ったような記憶がありますが、形成層について調べてみると、形成層の内側が根からの水分を運ぶ導管があり、形成層の外側が葉からの養分を巡らす師管がある部位になる、と。
参考:形成層 – Google 検索
環状剥皮は、葉からの養分をせき止めることでそこに発根を促す仕組みのようですが、それを考えるとちょっと削りすぎなんですかね、、加えて、葉が育ってないと発根しにくいということですよね。
水苔での保護
環状剥皮した部分に水苔をセットするのですが、人によっては針金で水苔を押さえつけて、そのあとサランラップする人しない人、様々のようです。私はポットを切ってそこに水苔を入れる方法でやってみます。

水で戻した水苔をポットに詰めていきます。ポットがしたにズレ落ちないように、底部に針金を巻きつつ、ポット自体も針金で軽めに縛り上げています。竹串は・・・意味があるかはわかりませんが、なんとなく風とかでグラグラしないように?
ちょっとこれで数日様子を見ますが、水苔の乾燥速度次第では更にサランラップで密閉しようかなと思います。(というか最初から密閉した方が良さそうですよね
発根までは、3ヶ月くらいと言われているみたいですが、さてどうなるでしょうか。