取り木開始から3ヶ月時点で様子を見ようとしていたものの、灼熱の真夏の暑さで次々と鉢がやられ、取り木なんて絶対失敗しているだろうと思っていたために、確認するまで結局半年も経過してしまいました。
ポットで覆った部分の確認
このまま冬〜春を迎えたら、この苔?ヘドロ?まみれの水草からどんな虫が湧いて出てくるか怖くなったため、恐る恐る中を覗いてみることにしました。期待していなかったため、ポットをめくった瞬間に白い線が見えた時はちょっと感動。
丁寧に水草を剥がしていったところ、環状剥離した上端の部分から量は多くないですが発根していることが確認できました。サランラップを巻いて湿度を高く維持せずとも発根するときはするんですね!!
主幹から切除
発根がうまく行った次は、主幹からキレイに取り外す必要があります。それなりの太さのある主幹、とはいえ一般の樹に比べたら普通の枝サイズですので、枝切り鋏でチャレンジ。
流石に一握りでカットすることはできず、慎重に角度を変えながら刃を入れていきました。
こんな感じ。あ、そもそもどの位置に刃を入れるのが適切なのかわかりませんでしたが、写真にあるようにカルス?(でこぼこ)で膨らんだところを避けて、更にその少し下のあたりで切断しました。
とりあえず赤玉土で
化粧鉢に赤玉土を入れて植え込んでみました。枝葉の量に対して根の量が明らかに少ないのが非常に心配です。本当はガッツリ剪定しておけばよかったのですが(どうせ樹形を整える必要があるので)、まさか発根に成功しているのは思っていなかったので。。。今のタイミングで(強)剪定しちゃったほうがいいのかしら?一気にダメージ与えるのにちょっと抵抗が。
手持ちの針金を持ち出して来るのが面倒だったので、結構深く植え込んでます。(じゃないと頭の重みで倒れちゃう)
主幹側の切り口保護
後々見た目が悪くなりそうだったので、切り口の面取り的なことをしつつ、切り口癒合剤を塗布しました。トップジンMペーストです。
こちらの親樹ですが、取り木によって強剪定されたことで余計な枝葉が少なくなり、植木→盆栽へ仕立てて行くのが楽しみになりました。と、今思い出しましたが、バラ科的には今植え替え適期ですよね。ホームセンターで買ってきたママの目の詰まった土なので、合わせて植え替えしてしまえば良かった。。
根頭がんしゅ病予防
すっかり忘れていましたが、バラ科植物の植え替え時期である春・秋をストマイドブ漬け時期としています。こんなヒョロっとした根しか生えていないのに農薬漬けにするのは若干心配があるものの、根頭癌腫病も恐怖なので20〜30分のつけ置きです。
これもまた今思い出しましたが、梅盆栽をつけ置きするの忘れた・・・