今年も白梅が開花を始めていますが、白梅盆栽だけだと寂しいので紅梅を探しにホームセンターへ足を運びました。が、残念ながら紅梅は1鉢しか置いておらず、しかもやたらでかい化粧鉢(金魚鉢みたいな形をしたもの)に植え付けられているものだったので諦めて、一緒に販売されていた長寿冠を購入してみました。
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蕾たっぷりの長寿冠
枝はざっくりと剪定されている程度のようなので、手入れのしがいのある感じです。植替えは秋まで実施しない予定。
長寿冠はボケの一種
長寿冠は長寿梅などと同じくボケの一種ですが、何が違うのかわからなかったので検索してみたところ、新潟県新潟市秋葉区のホームページが出てきました。そこにいい感じにまとめられています。
参考:ボケってどんな花? 新潟市秋葉区
ホームセンターで私が購入した長寿冠も新潟県産となっていましたが、新潟はボケの一大産地でもあるのでしょうかね。
また、ボケはどうやら100品種以上あるようで、様々花の違いを楽しめるようです。
参考:ボケの品種分類
盆栽界隈だと長寿梅の名前ばかり聞きますが、どうしてなんでしょうね?
長寿冠と長寿梅の違い
自分用に整理。
長寿冠 | 長寿梅 | |
---|---|---|
花色 | ■緋紅(ひこう)色 | ■赤 |
花形 | 八重咲 | 一重咲 |
花径 | 中輪 | 小輪 |
開花時期 | 加温することによって2月頃から | 四季を問わず花芽が充実すれば花開く |
樹形 | 上部の方が広がっている形 | 縦に伸びるより横に広がる性質 |
(たぶん)パット見、似たような見た目なんだと思いますが、細かく見ていくと結構違いがありますね。長寿梅が盆栽に用いられるのは、花芽が充実すればいつでも開花するというところから来ているのかな?まぁ、、なんというか、うちの長寿梅は一度も咲いておりませんけれども。
昨年上野グリーンクラブで開催されていた第5回新緑風展で、たまたま長寿冠の写真を収めていたので引用。いやぁ、素晴らしい。
埼玉県の時田さんの作品。
追記:2019/01/14