畑で花梨と出会う
義理の父が借りている畑の隅の方に、花梨の木があるのですが、「新芽が出てきているなぁ」と畑仕事を手伝う傍ら眺めていると、1本枝が折れて垂れ下がっているのを発見。
花梨盆栽に今まで出会ったことはないので(ネットで検索すればもちろん立派な盆栽はいくつもヒットする)、カリンが「花梨」という素敵な漢字で表現されることも知らない程度の知識だったのですが、枝を見たら土に挿したくなるということで、そのまま持って帰ってきました。
新芽がついているので折れた(畑の邪魔だから折られた)ばかりかと思っていましたが、枝先を見てみると、新梢がついているのになんだか枯れているような・・・
新梢をちょっと切ってみると、中心はまだ生きているようだったので、このまま適当な長さ(3等分程度)に切って挿し木にしようと思ったのもつかの間、完全に木質化しており、硬くて全然切れない。。
なんとか一箇所切ることが出来ましたが、枝切鋏が無いと辛いので、いい加減買おうと思います。。
メネデール溶液に漬け込む
久しぶりのメネデールの出番です。
1〜半日水につけてから土に挿すのが定石のようですが、前述の通り鋏がないと先端(根を期待する方)をV時にカットすることも出来ず、、、
鋏買ってくるまでこのまま水挿し状態にします。
また、上側の切り口には、念のためトップジンMペーストをこの後塗りました。
枝切鋏を島忠で買ってきた
早速次の日、島忠ホームズで剪定鋏を購入しました。
年に数えるくらいしか太い枝を切ることもないと思い、刃部に特別なコーディング等なく一番安かった鋏です。
それでも昨日まであんなに切れなかった枝を、サクっと切ることができました。
十分な性能です。
挿し木用の鉢はやはりペットボトル
発根はしなかったものの、新葉が出るまではモミジ+ペットボトル鉢で成功しているので、ここはやはり湿度を保てるペットボトル鉢でチャレンジします。
2L のペットボトルの上の方でカットし、底に6箇所くらい水抜き用の穴を開けるだけです。
挿し木用の土は赤玉と腐葉土
いくつかウェブサイトを参考にすると、花梨の用土は「赤玉土6:腐葉土4」〜「赤玉土8:腐葉土2」で、植え付け時は腐葉土多めとのこと。
ただ、個人的には挿し木には砂っぽい用土の方が適している気がするので、桐生砂も加えます。(小粒ではなく、微粒の赤玉土を持っていれば桐生砂じゃなくても好みな感じにできるのですが、手持ちの砂が桐生砂しかないので。)
写真は、赤玉土(小粒)2:腐葉土2:桐生砂1ですが、混ぜていくうち、最終的に赤玉土(小粒)2:腐葉土3:桐生砂2
くらいになった気がします。
昔 Amazon で購入したプロトリーフの腐葉土、枝とか葉とか結構大きめというか荒いので、砕いてから使用した方が良いかもしれません。
本当なら最初からもっと細かい腐葉土があると良いのだけど。
ペットボトル鉢へ
底に軽石を敷いて、用土を流し込み、挿し木(穂?)を挿して、最後に腐葉土を被せました。
最後に腐葉土を表面に被せるのは、、なんだか森っぽいということで意味は無いです。
これで暫く様子見です。