石化ヒノキって不思議な葉の形をしてますよね。
個人的にはレゴ・ブロックの木みたいな印象を持っています。
この葉の感じ、とても好きです。
幹の皮は荒い感じ(荒皮性|あらかわしょう と言うらしい)もあり、それだけで風格・・・というのは言いすぎかもしれませんが、風景を感じるというか、大木感を感じるというか、とてもいい感じです。
石化ヒノキの育て方を検索している時、面白いものを見ました。
名前から来る印象は、ヒノキが化石と化した石化木といった感じである。しかし、そうではなくてナマの植物体である。葉が細かくて堅いイメージから来ているものと思われる。これは盆栽をやる人にとってはおなじみの素材のようである。
石化ヒノキは一般の八房ヒノキよりさらに葉が細かく縮れているものとして説明されている。盆栽用に選別されたものとされ、津山檜と同様に小品盆栽に向いた特性を持ったヒノキである。決して帯化現象が生じたものを指しているわけではないため、名前は少々わかりにくい。
「帯化現象ではなく」との記載がありますが、「帯化現象」ってなんだろって思って検索してみたら、想像を超える形で気持ち悪かったw
参考:石化杉
盆栽がこんなことになったら怖くて手放してしまいそう。
2016年7月 の石化ヒノキ盆栽
今年の夏前にヤフオクで手に入れた頃の写真です。
葉もギッシリで青々と元気な印象です。
ただ、一つだけ問題があって、葉をかき分けた奥のところに蜘蛛の糸みたいなとても弾力のある明らかに虫の糸的なものがこびりついていました。
しかもそこには微細な土が詰まっているという・・・
この写真で伝わりますかね?
ふところに全然日が当たらなくなっていたので、少し剪定しながら糸も取り除いて綺麗にしました。
2016年11月 の石化ヒノキ盆栽
冬を目前に控えた石化檜です。
寒くなるにつれて枝元の葉が枯れてきたのですが、一旦進行は止まっているようです。
常緑種(って言い方ある?)のはずなので、落葉はしないと思われます。
ですので、この状態で止まってくれると良いのだけど。
もうちょっとはっきりとした双幹になると嬉しいけど、ここからだと難しいかな?
春になったら樹形を考えて剪定しようと思います。