前回(4月16日)、発根してないことに驚いた(笑った)緑枝挿ししたモミジですが、あれから3週間程経ちましたでしょうか。
緑枝の面影は何処へやら、3週間ほどで一気に茶色というか黒色に変色してしまいました。
ただ色が変わるだけであれば通常の変化なのかもしれませんが、葉がしゃりしゃりになってますからね、、
念のため枝の中の状態を確認しようと枝を折ってみたところ、パキッとはしなかったので完全に死んだとは言い切れませんが、折った断面の中心部を除き茶色になっていたので、先は長くなかったことでしょう。
・・・実は、既に新しい緑枝を入手しているので、改めて挑戦したいと思います。
失敗した原因の考察
それはそうと、なぜ失敗してしまったのか。
検索してみると、水差しでサクッと発根しているかたもいらっしゃるようで・・
参考:うそ~ もみじの 水挿し | パソコン教室 ・・・!?
1.潅水が足りなかった?
挿し木の場合、密閉挿しの成功事例が多いような印象があります。(もみじに限らず)
前述の例では水挿しで発根していますし、潅水の回数を増やしたら結果は違っていたかもしれません。
ペットボトル&赤玉土(微細)100% なので、土はほとんど乾くことがありませんので、普段は霧吹きによる葉水程度にしています。
で、週1回はペットボトルの底に開けた穴から水が漏れるくらい灌水しています。
あまりにも湿度が高過ぎるのは、発根していないとしてもやはり腐る原因になるのでしょうか。。
ちなみにですが、メネデールを週1の灌水の際に使用しています。
主に葉水だったんですよね、、。
2.肥料的なものあげてなかった
培養土とかではなく、特にブレンドをしていない純粋な赤玉土(微粒)のみだったので、肥料とかあげたほうが良かったでしょうか。
当初、メネデールなどをあげていましたが、100mlサイズのものしか持っていなかったので、割とすぐになくなってしまいそうで使うのをためらってしまい。。
メネデール以外の水溶性肥料も特にあげていませんでした。
3.決定打は植え替え
間違いなく植え替えでトドメを刺してしまったと思います。
発根していなかったこの緑枝たちは、その大半を地中に埋めていたことで、枝の表皮から水分を取っていたものと思います。
そんな状態の緑枝に対して、「素焼き鉢に植え替えをしてしまった」&「それまで地中に埋まってた部分が結構な長さ露出しまった」ことが原因だと考えています。
次回はこれらの点に注意して発根を目指したいと思います!
あ、植え替え後の肥料は逆に根を痛めるですよ。最低2週間、怖かったら一ヶ月は肥料いらない。その代わり、挿す前に、発根促進剤を溶いた水につけておくと良い、らしい。と、盆栽世界に書いてあった気がします。
こんにちは。 砂糖カエデを大量増殖させるために紅葉の挿し木を調べています。
枯れましたか。 「簡単につく」と聞いていたのですがそうでもないのですね。
私はブルーベリーやホホバで挿し木をやってきました。 土の雑菌はかなり影響大でしたが、意外に日光が有るほうが良かったりもして驚いたこともありました。
ブルーベリーでは北部系では休眠枝差し、南部系では緑枝差し・シュート分けと、はっきり品種で有利な方法が分かれました。 失敗されたのは気の毒ですが、大いに関心があります。 ペットボトルだと地温が高くなり根の適温になりにくかったとか、雑菌が増えてとか、はないでしょうか。また、葉からの蒸散が多くて影響したとか。 プロだった私の父はコンクリート台の上に、鹿沼ベット、寒冷紗、涼しいけど多湿でいろんな物の挿し木をやってました。
後藤さん
こんにちは。
文中で言及している通り、簡単につきそうですが、私の場合は全滅でしたね、、。
休眠枝挿し、緑枝挿し、品種によって有利不利いろいろとあるんですね。「シュート分け」という言葉は初めて知りました。(”シュート 植物” で調べると結構学術的なページが引っかかりますね。)
新芽は出たものの発根しないというのは驚きでした、確かに夏の時期の土の高温と葉の蒸散が確かに影響していそうな気がします。
また、メネデールを少量あげていましたが、雑菌という面では良くないのかもしれません、挿す前に浸すだけにしておくとか。
今年も新しい緑枝達を試してはいるのですが、全くケアできていないので望み薄かなぁ・・