
エノキが葉が黒く変色し、葉が枯れ始めていたので急遽消毒を実施することにしました。
参考:エノキの葉が黒く変色、そして落葉。炭そ病・褐斑病の疑い | 盆栽 BOOOKs
消毒、、といってもオーソサイド水和剤80は予防効果(病害防除)しかありませんので注意です。この旨同梱の説明書にも記載があります。
オーソサイド水和剤80は個包装ではない
水和剤なので粉末なのはわかっていましたが、まさか個包装されていないとは・・・
トップジンM水和剤は個包装なので使いやすかったですが、計量スプーンで必要量をすくい取らなければならないというのは、無風状態でないとかなり危険です。
小さい袋の中で、計量スプーンのすり切り状態をつくるのはなかなか。
希釈倍率は800倍?
こぼれても問題ないようにバケツの中で濃い水溶液を作成して、目的の希釈倍率まで薄めます。
計量スプーンすり切り1杯(1.25g)に水 1L で希釈倍率は800倍になります。
説明書を見ると希釈倍率は300〜1,200倍まで、作物と病気によって異なりますが、盆栽のような植物は大概書いてないのでわかりません。ザッとみた感じ、600〜800倍で使用することが多いように見えたのもありますし、800倍が一番作りやすいので今回は800倍2L作成しました。
散布
いつもはゴミ袋に鉢ごと入れて農薬散布するのですが、今回はバケツに鉢をいれて霧吹きで散布していきました。
既に罹患している場合の正しい散布方法
説明書に記載がありますが、「病気のために葉が変色してからでは、その後薬剤を散布しても元通りには戻りません。発病前あるいは発病初期に7〜10日おきに数回連続して散布するのが正しい本剤の使用法です。」とのこと。
「7〜10日おきに数回連続して散布」が正しい使い方なのですね!!
あと、病気に罹患している葉はオーソサイド水和剤を散布しても治癒しない(進行が止まらないと私は認識)とのことなので、葉を摘んだ後に散布しました。
エノキ、清姫モミジは半分葉刈り、ツルウメモドキにいたっては全葉刈りの状態になりました(ゴメン)。
輪番使用(備忘録)
さてさて、いつもの備忘録です。
- 2018/01/05:サンヨール液剤AL(殺菌殺虫)
- 2018/04/07:トップジンM水和剤(殺菌)
- 2018/05/06:マラソン乳剤(殺虫)
- 2018/07/15:サンヨール液剤AL(殺菌殺虫)
- 2018/07/29:オーソサイド水和剤80(殺菌)←今回
近い内にもう一度オーソサイド水和剤を散布しようと思います。
散布対象(備忘録)
- ウメ
- 長寿梅
- ツルウメモドキ
- イソザンショウ
- ケヤキ
- ケヤキ(挿し木)
- ケヤキ(苗床)
- エノキ(1)
- エノキ(2)
- キンメニレケヤキ
- キンメニレケヤキ(苗床)
- メギ
- 清姫モミジ
- 獅子頭モミジ
- 山モミジ
- 唐カエデ
- 匂いカエデ
- 真柏
- 黒松
- 石化ヒノキ
- 石化ヒノキ(挿し木)
- イワシデ
- オリーブ
- オリーブルッカ