気温が40℃を超える地域などもあり、気象庁も「災害と認識」と会見を行うくらいなので観測史上最高に暑い夏だったんじゃないかと思います。
この家に引っ越してきてから、かつこの盆栽棚を自作してから初めての夏なので自分の中で、「盆栽たちの夏の過ごし方」が身についておらず、それでこの猛暑は全鉢枯れてしまうんじゃないかという危機感が常にありました。
結果的に、10月現在“恐らく”枯死した鉢はありません。葉がほぼ落ちたものはありますが・・
この記事の目次
7月:遮光のおかげ?猛暑による枯死は免れた
週末20%程度遮光できる寒冷紗を設置したけど20%で足りるかなぁ。14時位まで一切日陰無しで、地面も土じゃ無いからそれなりに高温になっちゃうんですよね pic.twitter.com/MrYtwmYTgV
— 雑記BOOOKs(ゆいちょん) (@zakkiboooks) 2018年7月9日
7月に入ってすぐに盆栽棚に寒冷紗をかけて、遮光するようにしました。20%遮光です。
日当たりの良すぎるバルコニーの気温はどうすることもできませんが、日光による葉へのダメージはかなり軽減できたように思います。
8月:盆栽棚のアップデート|Ver4
1.パイプフレーム盆栽棚の高さアップ
寒冷紗を掛けたのは良いですが、棚から寒冷紗までの距離が短く、成長して伸びた枝葉が寒冷紗にぶつかるようになってしまいました。
これはイカンということで、最長部の高さが800mmだったものを、950mmのパイプに変更します。
高さ方向に余裕があったほうが、自動潅水機のノズル位置の自由度も高くなるので、一石二鳥です。ということで、盆栽をすべてどかして一度解体をします。
2.コーナーのプラスチックジョイントをメタル製に
パイプはSPCC(冷間圧延鋼板)に溶融亜鉛メッキ+クロメートフリー防錆処理+導電性ABS皮膜の処理が施されたものですが、パイプの端面、および内側も?恐らく表面処理がされておらず、プラスチックジョイントに水が溜まることにより錆が発生していました。
パイプフレームを解体するのに合わせて、これらのジョイントもすべてメタルジョイント(スチールにカチオン電着塗装したもの)に切り替えます。
上の写真の通り、メタルジョイントもサビてしまいますが、フレームの強度が増すのでそういった狙いもあり今回変更しちゃいます。(というか、プラとメタルのジョイントを組み合わせて使うと、取り付け“しろ”に違いがあるので若干歪んた感じで取り付けることになるのでそもそも良くない)
3.ノズルの追加|自動水やり機 Ver4
盆栽棚中央あたりに水が届きづらいということもあり、スプレーノズルを2個追加します。
完成
棚板から寒冷紗までの距離が長くなったので、これで盆栽が寒冷紗に当たることがなくなりました。
今年はあまりにも日差しが強いため、8月末頃から焦って寒冷紗を2重にしています。最大で40%遮光ということになりますでしょうか。ちょっとサイズが足りていませんが。。
動画も置いておきます。
水圧が低いからか、ちょっと水の広がりが甘いですね。位置ももっと高い位置から水を掛けられるように調整しようと思います。