旅行時の盆栽水やりに、takagi 自動水やりキットを導入

カテゴリー 盆栽棚・設備

長期不在時の盆栽の水やり、皆さんはどうしているのでしょう。

誰かに家まで来てもらって水やりをお願いするというのを除くと、次のような方法が考えられます。

  1. 鉢皿やバケツを用意し、たっぷり水を注いでおく
  2. 表土に水草をかぶせ、水の少し溜まったビニール袋に鉢を入れて凌ぐ
  3. 毛細管現象、サイフォン原理等を利用した水やり機を利用、または自作
  4. タイマー付き自動水やり機を設置する
  5. 盆栽園に預ける

「1、2」に関しては、季節によって屋内(風呂場)などに鉢を移動することで、水が熱くなりすぎるのを防いだり、より乾燥を防ぐことができるでしょう。

実際に、一昨年の夏は「1」の方法で完全な日陰へ、今年のお正月は「2」の方法でお風呂場へ置くことで問題ありませんでした。

今回も2の方法で、、と思ったのですが、お正月から鉢数が倍くらいに増えているので「お風呂場へ移動するの面倒だなぁ・・・」と。。

「2」の方法で外に置いておくにしても、(人間的にはですが)昼間は暑く夜は寒いので、水が溜まってるのはあまりよろしくないかなぁとか色々考えていたら余計面倒になったので、思い切って「4」のタイマー付き自動水やり機を購入しました。

タカギ(takagi) 鉢植え・プランター用水やりキット タイマー付 GKK105(K-105)

タカギ(takagi) 鉢植え・プランター用水やりキット タイマー付 GKK105 / ポットスプリンクラー噴水 GKS104

タイマー制御する本体単体で購入して、必要な長さのホースとパーツだけ購入しようかと思いましたが、愛用の島忠ホームズには単体の在庫が無く、、ネットで購入する時間もありませんでしたので、キットで購入しました。

キットだとお値段高めです。。

箱に「点滴タイプ」と記載がありますが、この点滴タイプのパーツは使用しません。となり(写真右)のスプリンクラー【噴水】 GKS104(S-104)タイプのパーツで水を噴射します。(理由後述)

2年保証というのは嬉しいです。

自動水やりキットの取り付け

蛇口にはもともとホースリールの蛇口ニップルが取り付いていたのですが、自動水やりキットは一般の蛇口ニップルには合わないので取り外します。

取り外してガッカリ・・・

蛇口ニップル 取り付け跡
一昨日取り付けたばかりなんですが・・・

ねじ跡こんなに付いちゃうんですか。こんなんなるとは知りませんでした。

さて、設定やタカギの自動水やり機の機能については、公式の動画が参考になります。(※このキットには雨センサー等付属していないパーツが動画内で紹介されます)

単4乾電池4本で動くのですが、何故か理由は分かりませんが説明書にはパナソニック製のアルカリ乾電池は使用してはいけないとの記載があります。相性が悪いみたい。

そんな感じで、取り付けは難しいことはないので、さくっと。

タカギ(takagi) 鉢植え・プランター用水やりキット タイマー付 GKK(K105)
薄く石鹸水塗るとスルッと入ります

水がちゃんと吐出されるかも確認。

水チューブ敷設

付属されているチューブを自宅の環境に合わせてハサミで切って、パーツを取り付けていきます。

自動水やり機 水チューブ配線

この写真の部分、チューブを挿すのが異常に固かった。。(主チューブから水を引いて分配するパーツ)

親指が死ぬので休み休みチューブを挿していきました。後から公式の動画を見て気が付きましたが、作業用のゴム手袋とかあると良いと思われます。

ホースも全体的に固いので取り回しに苦労します。恐らくホースの耐久性を良くするためにということかと思いますが、ホースの反発力で小品の鉢とかなぎ倒す勢いがありますので、注意が必要です。

スプリンクラー設置

タカギ(takagi) スプリンクラー【噴水】 GKS104(S-104)

写真のような感じで、鉢にチューブを取り付けたスプリンクラーを挿していきます。

結構深く挿さないと前述の通りホースの反発力で土から外れてしまうので、盆栽(鉢)に挿すのは無理だろうと思われます。ですので観葉植物の鉢がなければ、棚そのものに何らかの方法でくくりつけたりする必要があります。

そもそもこの噴射パーツ、盆栽からすると結構大きいです。

そのような理由から、「点滴タイプ」では水をあげられない鉢が出てくるので、「スプリンクラータイプ」にして、4本で棚全体をカバーしようという魂胆です。

敷設完了!スプリンクラー噴射!

スプリンクラーをセットしたオリーブの植木鉢を奥に2つほど並べて、盆栽棚の中央を中心に出来る限り棚全体に水が掛かるように。

スプリンクラー【噴水】 GKS104(S-104) 盆栽棚

当然それだけでは足りないので、普段は棚に乗せていない石化ヒノキの挿し木鉢にスプリンクラーを設置して、水を出しながら位置を調整。

スプリンクラー【噴水】 GKS104(S-104) 盆栽棚
スプリンクラーが大きくて刺さりきってない

写真には収めていませんが、反対側にはカリンの挿し木のペットボトルがあるので、そこにスプリンクラーを設置。

全4本のスプリンクラーで、全ての鉢に水が行き渡るように調整しました。

動画にしたので見てください。(無編集でアレですが)

総評と今後の展望

「鉢植え・プランター用水やりキット GKK105」についてですが、

  • 水を噴射するやつ(スプリンクラー等)が大きく盆栽(鉢)に合わない
  • ホースが固い(太い)

ということで、商品名通り「植木鉢用だなぁ」と感じますw当然ですね。

タイマー機能などは申し分無いと思います。

鉢に挿すというスプリンクラーの設置方法は納得いっていませんが、スプリンクラーの水の出方は期待通りでした。飛距離・流量調整できますしね。(水栓の開閉度でも水量調整出来ます)

あとはホースが抜ける事故が起きなければ良いですが、、、

今日取り付けて、明日には旅行に旅立つという時間の無さからこれ以上のことはできませんでしたが、夏前に、遮光ネットを取り付ける骨組みは用意しないといけないと思っているので、そのタイミングで盆栽棚のアップデートと、自動水やりキットの配線もやり直そうと思います。鉢ではなく盆栽棚にスプリンクラーを設置するような形にしたいです。

自動水やりは春〜夏〜秋にだけ使用して、冬場は使用しないと思いますので、ホースなどももっと柔らかいものに替えてしまおうかとも思います。チューブ、普通にサイズが合えばなんでも使えると思いますので。

最後に、株式会社タカギの公式ホームページのリンクを置いておきます。

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2016年に狭小なベランダで盆栽を始め、2017年引越しをし、作業スペースが確保できるようになりました!が、まだ高価な盆栽を購入するのは怖いので、素材で色々試して楽しんでいます。

実は、関東の一大盆栽エリアである埼玉県大宮近傍に10年近くも住んでいたにも関わらず、その時は全く盆栽に興味がなかったことが悔やまれます。

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