今月初めに入手した金芽ニレケヤキの葉に、コブのようなものがあったのですが、
最初は「葉が成長する際に、托葉(たくよう)が間違えてくっついて来ちゃったのかな」とか思うことにしていたのですが、最近やたらと目につくと言うか、大きくなってきているような気がしまして。
謎のコブは虫コブ(虫えい)と呼ぶ
新芽が徒長してきたこともあり、芽摘みするついでにコブ(というか玉というか)がなんなのか気になったので調べてみたところ、どうやらこれはアブラムシ的な虫が引き起こした異常だということがわかりました。
今までこの謎のコブが気になっていなかったと言えば嘘になりますが、「最悪虫の卵とかでも動き出す前に摘んでしまえばいい」と考えていました。
しかし、この葉にできた緑や赤いコブはアブラムシ虫たちが、新葉の裏側から養分を吸う際の刺激でできるコブで「虫えい」と呼び、コブの中でアブラムシが活動・繁殖しているそう。
恐怖!!!
ニレ科が好きなアブラムシの虫えい
専門家に見てもらったわけではないですが、写真や説明を見る限り次のアブラムシ達の一方、または両方と考えられます。
赤の虫えい:オカボノクロアブラムシ
参考:オカボノクロアブラムシなど|北海道立総合研究機構林業試験場
緑の虫えい:ケヤキフシアブラムシ
参考:ケヤキフシアブラムシ|北海道立総合研究機構林業試験場
虫えいを割って中身を確認したい気持ちもありましたが、恐怖のほうが大きかったのでそのまま捨てました。
上記リンク先では、「木が枯れたり衰弱することはないようである。このため、防除の必要はないと考えられる。」と記載されていますが、実際どうなのでしょう。
新芽摘みで虫えいも全て除去
目視で確認できる限り、割と外側の葉にコブが付いていたので、新芽摘みを実施することで同時に虫害を受けた葉も取り除くことができました。
まぁ、、思ったよりコブありましたけど。。。
対策
アブラムシそのものを確認したわけではありませんが、とりあえず手持ちの農薬にマラソン乳剤があるので使ってみようかと思いますが、先日殺菌剤散布したばかりなので、ちょっと影響が気になります。。
キンメニレケヤキは一応元気なようなので、4月末まで時間を置こうかどうしようか。
あと、キンメニレケヤキの隣に同じニレ科のケヤキ1鉢とエノキ2鉢を並べていたので、これらの鉢も念のためマラソン乳剤散布しておいた方がよいかなぁ。
2回目の芽摘みを行いました。
3回目の輪郭からはみ出した部分の芽摘みを行いました。
頭頂部に限っては成長が激しく、芽摘みを実施するのは4〜5回目です。
#キンメニレケヤキ にツノが生えた pic.twitter.com/H4muhfCsBN
— 雑記BOOOKs(ゆいちょん) (@zakkiboooks) 2018年5月17日
6回目の頭頂部の芽摘みと、施肥を行いました。葉の金芽感がゼロです。春先は白っぽい黄緑色の縁取りがキレイだったのですが、真夏ともなると濃い緑色の葉になるようですね。
オーソサイド水和剤80で殺菌(病気予防)しました。また頭頂部のみ新芽が角のように生えてきています。。