エノキが炭そ病や褐斑病の類の病気になったと思われたと同じくして、ツルウメモドキも葉先が茶色に枯れ込んでいく病気っぽいものに罹患していました。
なんの病気?
顕微鏡もなければ、私が思う特徴で検索してもなかなかそれっぽい情報にはたどり着けない(語彙力の問題もありそう)ので画像で検索するしかないのですが
パラパラと辞典をめくってみた結果、カエデ類すすかび斑点病という画像に非常に近いと感じました。
参考:日本植物病害大事典|P912 – 913
ただ、斑点が徐々に増えるような感じでもなく、葉の周囲から茶色が徐々に進行している点や、「すす病」などで検索するとそれっぽい写真はない(樹種と病気が一致している画像をネットで検索するのは難しい)ことから、病気の確定はもとよりアタリすらつかなかったのですが、エノキが病気と思わたこともあり、ツルウメモドキも防除が必要だと思われました。
枯れた葉は葉刈りして、農薬散布
湿度の高い台風降雨後を狙ってオーソサイド水和剤80を散布しました。
参考:オーソサイド水和剤80で真夏の消毒実施
一度罹患した葉は元には戻らないため、全て刈りました。
ただ、この時期に新芽(葉)の兆候が出ていた事に気が付きまして。また樹勢はそこまで落としていない様子。
オーソサイド水和剤散布から1週間後
農薬散布後、1週間日陰に置いておいたのですが(とは言えかなり気温は高い)、嬉しいことに新しい葉が生まれていました。
やはり樹勢は落ちてなかった!と喜んだのですが、葉をよくよく見てみるとボコボコしています。
葉がボコボコになるのは農薬による薬害ですよね、、
ツルウメモドキがもともと表面の粗い感じの葉なのでもしかするとなんでもないことかもしれませんが、んー不安は残ります。