暖かくなってきて緑枝挿していたモミジから新葉が出てきたので喜んでいたのですが。
なんだか葉に元気がないなと思い、「葉も出てきたし、ペットボトル鉢だからきっと根が酸欠なんだ(謎) ※手作りのペットボトル鉢の底面は殆ど穴が開いてない」ということで素焼き鉢に移そうと思い、土を崩してみて驚きました。
「根が生えて無いじゃないか!!」
挿し木モミジの鉢上げ
こんな感じで土を掻き出します。
枝を持って引っ張ったら根が切れちゃいますからね。
2リットルのペットボトル鉢なので、結構な土の量です。(微粒タイプの赤玉土なので重い)
丁寧に掻き出したのですが、枝がスルッと抜けました。
あれ・・・
(写真は根洗いならぬ、緑枝洗いしてます。)
土に埋まってた枝の下の方をよく見てみます。
楔形に切った部分から根が生えるんじゃなかったでしたっけ、、、
中央部をよく見てみます。
何にも変化してないですね、、、
新葉が出てきたので、てっきり発根したものだと思いこんでました。
かなり深く土に枝を埋めていたのが奏功したのか、必要な水分は枝から吸収してたということでしょうか。
いずれにしても、まだ緑枝挿し成功とは言えないようです。
とりあえず、葉が弱っているようにみえる原因は不明なままなので、素焼き鉢に植替え(植え付け?)をしました。
今まで土に埋まっていた部分が結構露出する形になってしまいましたが大丈夫だろうか・・・。
元気になってくれるといいな。
あとがき
もしこのまま発根したとしても、盆栽になるのはまだ数年掛かりそうです。
2〜3年の素材木であれば500〜1,000円程度で購入できてしまうんだから、そう考えると盆栽園などで並べられている盆栽(素材)たちは、安い気がしてきますよね。
数年が数百〜数千円で買えてしまうのだから。