
日差しも弱く、気温も高くない。しかも雨上がり。風が若干あることを除けば農薬日和です。
長寿梅が根頭がんしゅ病を患ってる可能性が非常に高いということからいろいろ調べ、農薬を購入してきましたので、早速「予防」「治療」を行いました。
ヤシマストマイ液剤20(ストレプトマイシン液剤)
ストマイ液剤20は農薬名(販売名?)で、農薬の種類はストレプトマイシン液剤と呼ぶようです。
ストレプトマイシンにオキシテトラサイクリンを配合した複合抗生物質製剤であるアグリマイシン100水和剤は、ストレプトマイシン耐性菌に対しても有効ということで、なんとなくアグリマイシンの方が良さそうでしたが、近くのホームセンターには在庫されていませんでした。
ストマイ液剤20はホームセンターなどの店舗でもネットでも1,000円強で販売されています。
購入したものの、1点だけ残念だったのが使用期限が短いものしか置いてなかったこと。一回の使用量が少なく、しかも輪番使用しなければならないので、使用期限内に使い切れない気がします。。
ストマイ散布の準備
ドブ漬け対象
バラ科の樹木を対象にします。あと一応道具も漬け込みます。
- 梅
- 長寿梅
- がんしゅ病確認に使用したピンセットとか
ストマイ液剤の希釈
ストマイユーザーの情報を見るに、希釈倍率は1000倍で良さそうです。
今回はスプレー等で散布するのではなく、バケツに溶液を作成してドブ漬けしますので、4リットルほど作ります。
あ、Twitter で見かけてすぐ購入したのですが、100均の注射器が目盛りが細かくて希釈前の溶剤を取り出すのにナイスです。

ただ、ホームセンターの噴霧器コーナーにも注射器(小)が100円強で置いてあるので、そちらでもあると便利かと思います。
100均の注射器はさきっぽがスチールで出来ているので、農薬の種類によってはホームセンターの注射器の方がいいかも・・・って今日思いました。溶剤と反応しちゃうし、何より作りの精度がw
希釈したストマイ溶液へドブ漬け
まずは梅から。

梅については、特に病的な症状が見つかっているわけではないので、霧吹き程度で良かったかもしれませんが、しっかり40分浸け置き。
次に長寿梅。全身を何回か潜らせながら葉を出して放置。人によっては1時間放置される方もいらっしゃるようですが、初めてなので40分。

前回調べた通り、基本的には不治の病のようですが盆栽界隈では「コブができたらマイシン系」ということのようなので、元気になることを祈ります。