昨年越冬した時は、(恐らく)用土のミネラル不足で葉先が枯れた葉が多かったのですが、今年は常緑広葉樹の名に恥じない色合いを保ち、春を迎えられそうです。
他の盆栽同様、新芽が確認できるので春に向けて剪定を行いました。
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剪定前のオリーブ
向かって左側に太い枝が多く、それに伴い大型の葉も多くなっています。
オリーブの目指す樹形
オリーブはシンボルツリーとして楕円形で縦に長い樹形が好まれるようですが、個人的には樹高はそこまで高くさせず、横に広がっていくイメージが強いので、そんな感じに仕立てあげたいなぁと考えています。
参考:無料の写真: オリーブの木, 田舎, オリーブ, 農村, 風景, 農業, 緑 – Pixabayの無料画像 – 1612768
まさにこんな感じの樹形。(これオリーブかな)
オリーブは根を浅く張る性質らしいので、横方向に大きくしたい場合、購入時から利用している細長い鉢だと余計に相性が悪いんじゃないかと思いますが、植え替えしてからまだ1年経過していませんので、横幅のある浅型の鉢に植え替える作業は来年になるかなぁと思います。
剪定後のオリーブ
さて、そんな感じで剪定を行いました。
強剪定は1〜3月の休眠期に実施するのが良いらしいですが、軽めに間引くだけなので問題はないでしょう。
昨年伸びた枝に結実するということなので、剪定をしてしまうとその可能性を潰してしまいますが、そこは気にせず。
切った箇所の近くから、2又に新しい葉が生まれ枝になるので、そのあたりをなんとなくイメージしながら剪定します。
向かって右側は左側に比べて枝が細いので、右側は殆ど剪定しませんでした。
それは枝を太くしたいためですが、オリーブは徒長し易いので、様子を見ながらこの後もこまめに鋏を入れる可能性が高いです。
ま、石化ヒノキやなんかと違って、初夏には新梢がぐんぐん伸びるので、オリーブは気楽に剪定ができます。