予備曲げ
ピッチを甘く巻いて様子を見る
1ヶ月ほど前、このままだと面白みのない樹形のまま大きくなっちゃいそうだなぁと思い、甘く針金を掛けてみました。
針金を掛ける前がこんな感じ。(写真はちょっと古い。ここから枝葉は結構増えているものの、ピンッと真っ直ぐに伸びているのは変わらず)
オリーブはもう一鉢持ってるのですが、すでにそちらはほぼまっすぐ(直幹)の樹形で確定しているので、こちらは針金でまずはこんな曲げ具合に。
まだまだ苗木という印象のあったルッカですが、芯が固く、針金は 3.0mm のアルミ線を使用しました。
芯の硬さとは裏腹に、樹皮は非常にまだ柔らかく、甘く針金を掛けるといってもかなりの傷を付けてしまったのですが・・・
それから1ヶ月後
針金を外したところ、十分にクセが付いてることが確認できましたが、針金を巻く際にできた傷、針金の食い込みなども合わせて確認ができました・・。
1ヶ月でここまで食い込むとは。きつく締め付けて巻いた記憶はないのですが、曲げの負荷が集中してしまったのでしょう。要するに下手くそということですね。
本曲げ
さて、針金掛けるなら冬場とか休眠期にやるべきのはずですが、気にせず本格的に曲げてみたいと思います。
傷を軽減させるラフィア
今回は樹皮が傷つきにくいようラフィアを巻きます。
ラフィアを初めて使ったのは黒松の時ですが、綺麗にきっちり巻き付けすぎて剥がすのが面倒だった&生育阻害しているように感じたので、今回は甘めに巻き、その上から針金を掛けました。
曲げる
巻きピッチを前回の半分くらいにしているので簡単に曲げられるかと思いきや、なかなかに手ごわかったです。
微妙な曲げ量だと押し戻されてしまうので、一度大きく曲げ込んだりしながら、枝先の一箇所が表土のラインまで来たところで固定。
今年はこの状態で枝数を増やそうと思います。オリーブは新芽を摘むとその部分からほぼ確実に2つ芽が出てくるので、簡単に枝数を増やせます。