水切れを起こした梅
旅行で水切れ
先日2泊3日の旅行に出かけたのですが、その間の水やりを自動化するために、タカギの自動水やり装置を導入しました。
参考:旅行時の盆栽水やりに、takagi 自動水やりキットを導入 | 盆栽 BOOOKs
「これで水やりもバッチリ!」かと思いきや、装置を導入したのが旅行前日で調整が甘かったのか、旅行から戻ってみると・・・
この梅の鉢だけ葉が全て垂れており、完全に水切れを起こした様子。
取り急ぎ水をあげて翌日どうにもなっていなかったら、葉刈りして水にドブ漬けでもしようかと思いましたが、半日経たずに8割方の枝葉がシャキッとしました。
植物の場合、こういったダメージは日が経過した後に現れることも多いようなので安易に安心はできませんが、間一髪といったところでしょうか。
水切れから10日ほど経過
あれから10日ほど経過しましたが、枯れた葉などは現れずダメージはそんなに見られません。
「そんなに」というのは、、2つあった梅の実の1つが落ちてしまったんです。
梅の実って、梅雨だか梅雨明けが収穫時期ですよね。もしかすると先日の水切れのダメージかもしれません。。
残り1玉。黄色に完熟するまで見届けられるかどうか。
芽摘みと部分葉刈り
ポイント
花物類の芽摘みや葉刈りなどの手入れは、色々と難しいようですね。翌年の花姿を綺麗に、枝も充実させようと思うと、時期やバランスを考えた手入れが必要なようです。
というか、観賞用の梅は品種改良されていて、花芽が良く付くようになっているとのこと。要するに、葉芽が付きにくいということは、細かい枝ぶりにしようとしても難しいんじゃないかという話。
この梅はまさにホームセンターで購入した梅なので、それに該当しそうです。ま、まぁ毎年お正月楽しめればそれはそれでいいですけど!
話がそれましたが、、一度にたくさんの事を覚えられないというか、言っている意味が理解できないものも含めて、
- 4〜5月までに強い芽を摘んでおく/部分葉刈りしておく
- その後は触らない(花芽に期待しないのであれば芽摘みしても良い)
これだけ覚えておこうと思いました。
樹形をどうにかしたいなら、落葉して花芽と葉芽が確定した後に剪定しても良いみたいですし。
参考:2015/01/10 梅の剪定・花芽と葉芽|bonsaiya.world.coocan.jp(野梅ですけど)
ということで、勢いのある頭頂部の新芽をガッツリ落とし、その他勢いのある枝の葉を部分葉刈りしました。(一部胴吹きの新梢を元から摘みました)
右上に勢い良く伸びてる枝については、唯一の梅の実が付いているので触らずに・・・
梅の枝を作るのは難しい
(私が所持している)葉物は、新芽を詰めば近くの節(など)から2番芽が出てくるのでイメージがし易いのですが。
梅の場合、昨年枝(緑枝)に葉芽がついてなければ、剪定などで刺激しても何も起きないんですね、、、
青丸:
今年花を付けた緑枝。花後に剪定を実施。
赤丸:
胴吹き芽 → 新梢(左の赤マルは今回摘んだ)
この青丸の昨年枝(緑枝)、来年になっても芽を吹かないのだろうか、、まさかそんなことはないですよね。いずれにしても、枝増やすの時間かかりそうだなぁ。