春に元気よく芽吹いてきた長寿梅盆栽ですが、このところ元気がなく原因が何なのかわからず困っていました。
葉は緑色を維持してはいるのですが、5月中旬以降に出た新芽は全て落ちていきました。
用土の表面が黒くなっており、小バエより小さな何かが飛んでいたり、不衛生な感じもします。
小品長寿梅は施肥の量には細心の注意
根腐れとか、そういうことになってるのかなぁと色々調べていたのですが、
表土が黒いタール状の物質に覆われる状態は肥料が多すぎる証拠です。汚れた表土は取り替え、用土に竹串などで穴を開けて通気と水はけをよくするなどの対処をしておいてください。
まさにこれとも言うべき情報。表土がタール状の黒い物質に覆われていますが、うまく利用されなかった肥料が表出しているようです。
だから虫も寄ってきていたと。
表面の用土を交換し、根の方の土も一部ほぐした方が良いとのことなので、植替えをしてしまおうかと思いました。
というのも、まだまだ形を作っている(いや、目標の樹形とかないんだけど、とりあえず2回りくらい大きくしたい)素材木の状態なので、素焼き鉢で育てるのが良いだろうというのも前々から思っており。(初めて買ってきた時に何も知らずとりあえず化粧鉢に植え替えしちゃったんだよね)
しかし肥料過多と言うのはわかったけれども、なんで元気が無いんでしょうね。本当に原因はそれだけ?
根腐れしているとどうなるのか
根腐れしていると、ドブのような匂いがするらしいw
土がドブの様な匂いがしたら根腐れしているので、鉢から抜いて消毒し、腐った部分の根だけ取り除いたら荒目の用土を入れて養生させてください。
一応それについては大丈夫そうなのだけど、植え替え作業前に YouTube で根腐れがどういうものか探してみました。
- 水枯れと違い、葉が垂れてクルンと丸まっている
- 土を崩すと根がホロホロ取れていく
- ダメになった枝葉は全て落とす(切り戻す)
みたいなことらしいです。
長寿梅の植え替え
植え替え適期は3月/10月/11月らしいのですが、前述の通り素焼き鉢で養生しながら大きくしたいというのもあり、やっちゃいます。
土が濡れているのでものすごく分かり辛い写真になってしまいましたが、根はしっかりしているように思いました。
で、そのまま根は切り詰めずに、素焼き鉢へ。
元気になってくれるといいなぁ。
あ、そうそう。そもそも肥料は適量が全くわからないので、かなり小粒のもの(ラムネ程度)を3〜4粒程度しか撒いてないのですが、それでも過多というのに驚き。当初は肥料ケースをつかっていたのだけど、空気中に出ている分、虫が寄ってきちゃうのよね。
それで肥料の半分〜全体が土に埋まるように撒いたのだけど、それだとだめだったみたい。(もしかすると、土が微粒の赤玉土がわりと多めなのも重なってダメだったのかも)
怖いから今度から液体肥料にしようかな。